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HOTOGY95はかく語りき

納品に向けて調整していただいている蓄音機を見に、東京・東銀座にあるシェルマン・アートワークスさんを訪問。話の流れから、せっかくなのでとHOTOGY95の音を聞かせていただいた。 私にEMジーンの音を語る資格があるかどうかは別として、隣にあるマークXや階下にあるマークIXの音をイメージしてこのHOTOGYに取り掛かったが、それは全く別物であるという事実を突きつけられた。 EMGが立体中音域を強調した蓄音機なら、HOTOGY95はフルレンジの大型モニター。 設置場所の天井高が3mほど必要とのことから、店内では多くの音が天井に反響して、2m地点に降ってきていたが、割とリスニングポジションはEMGほど限定されず、4名横並びに聴いても、問題ないと言える。 ホーンは革を使い表層には漆をコーティングしている。写真のように3分割でき、マークXのトラベリングモデルよりコンパクトになる。 EMG改めという意見が出るのは仕方ないが、それは目からの情報に過ぎない。パッと思い浮かんだのはEMGの音ではなく、名曲堂アポロン300号の音色。慎ましく、控えめでいて、実はちゃんと鳴っている。変な話、本家EMGやHMVには出せない音色であり、これは私の理想とする分野の音だ。  価格にしてメルツェデスのEクラス一台分程になるが、この次元の音を自宅で再現しようとすると、その価格帯には収まらないオーディオ機材が必要になってくると言える。 実は蓄音機はコストパフォーマンスが良いのだ。 また一つ蓄音機道楽が深まった。 お店の詳細です。 現在は緊急事態宣言下ですので、事前に連絡をしてからお伺いするのをお勧めいたします。 シェルマンアートワークス

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